仲値トレードはゴトー日だけじゃない!?
僕のやっている仲値トレードを紹介します。
仲値トレードは売りと買いの両方をやっていますので、2回に分けて紹介したいと思います。
今回は買い編です。
売り編はこちら。
仲値トレード買い編
仲値トレードとは
仲値についてですが、検索で訪問頂いた方々はご存じだと思うので、詳しいことはGoogle先生にお任せします。
良く分からないって方は調べてみてください。
仲値トレードは、仲値前後のドル円の動きに一定の傾向があり、それを利用したトレードです。
ざっくりいうと、仲値前のドル円は上昇しやすく、仲値後は下降しやすいというもので、特にゴトー日に傾向が強いとされています。
本当なのか?調べてみました。
結果は、こんなに単純ではありませんが、トレードができそうな偏りが見つかったのでEA化して稼働しています。
買い編のロジック完成までの過程は以下の記事をご覧ください。
決まった時間にエントリーして、決まった時間に決済するトレードなので、EA化で自動にしていますが、手動でも可能です。
額が小さく派手さはありませんけどね 笑。
以下のグラフは、僕のリアル稼働の状況です。
仲値前に見られるドル円の傾向
上記の検証で分かった事は2つです。
・月の終盤を除いた金曜日の仲値前は、ドル円が上昇しやすい傾向にある。
そもそも仲値前のドル買いの理由は、主に輸入企業のドル需要によるものです。
その需要が週末に集中しやすいということでしょう。
今回は取り上げていませんが、ゴトー日も同じような傾向があるようです。
また、月の後半は輸出企業等の大口によるドルの円転が入りやすいようです。
・夏時間と冬時間で傾向が違う。
仲値時の時間は、日本では1年を通して同じ時間ですが、サマータイムを導入している国からすると夏と冬で1時間ズレる事になります。
その様な国で行われている取引との干渉具合によって違いが出るのではないかと想像しています。
冬時間の方が影響が少なく、実需的な動きに近いような印象です。
ハッキリと分からない部分もありますが、傾向として表れているのは間違いありません。
ということで、以上の点を踏まえて考えた方法で実際にトレードを行っています。
そのロジックを紹介します。
夏時間のロジック
・通貨ペア USDJPY(ドル円)
・毎週金曜日のみトレード
ただし、26日以降の金曜日はトレードしない
・日本時間 8:30にロングエントリー
・日本時間 9:55に決済
・SL 40pips
・TPは設定しない
冬時間のロジック
・通貨ペア USDJPY(ドル円)
・毎週金曜日のみトレード
ただし、29日以降の金曜日はトレードしない
・日本時間 9:02にロングエントリー
・日本時間 9:55に決済
・SL 23pips
・TPは設定しない
まとめ
このトレード方法は、輸出入企業の実需の傾向を利用したものです。
実需の傾向が変われば通用しなくなります(そう簡単には変わらないと思うけど…)。
また、世界経済の動向にも影響される事もあると思います。
実際の値動きで判断しているのではなく、決まった時間にエントリーして決済をする方法なので、柔軟性はありません。
以上の点はよく理解する必要があると思います。
エントリー時間に関しては、分刻みで変えながら導き出したものです。
ただ、いつもその時間がピークになるわけではなく、前後することも良くあります。
もちろんそのまま逆行するときもあります。
でも、全部を獲る能力は僕にはありません 笑。
金曜日以外にゴトー日も追加しても良いかもしれません。
EAに組み込むのが面倒だったので僕はやっていませんけど…
以上、僕のトレードロジックの紹介でした。
最後までご覧いただきありがとうございます。