仲値トレードでドル円を毎日売ってみた
僕のやっている仲値トレードを紹介しますの第2弾です。
仲値トレードは売りと買いの両方をやっています。
前回の買い編に続き、今回は売り編です。
買い編はこちら。
仲値トレード売り編
仲値トレードとは
仲値についてですが、検索で訪問頂いた方々はご存じだと思うので、詳しいことはGoogle先生にお任せします。
良く分からないって方は調べてみてください。
仲値トレードは、仲値前後のドル円の動きに一定の傾向があり、それを利用したトレードです。
ざっくりいうと、仲値前のドル円は上昇しやすく、仲値後は下降しやすいというもので、特にゴトー日に傾向が強いとされています。
本当なのか?調べてみました。
結果は、こんなに単純ではありませんが、トレードができそうな偏りが見つかったのでEA化して稼働しています。
売り編のロジック完成までの過程は以下の記事をご覧ください。
決まった時間にエントリーして、決まった時間に決済するトレードなので、EA化で自動にしていますが、手動でも可能です。
額が小さく派手さはありませんけどね 笑。
以下のグラフは、僕のリアル稼働の状況です。
仲値後に見られるドル円の傾向
上記の検証で分かった事は2つです。
・仲値後は一定の時間までドル円が下降しやすい傾向にある。
上記の検証の段階では、今年(2021年)はマイナスでしたが、この記事を書いている時点(8月末)ではプラスに転じています。
ということは2005年から17年間この傾向が続いているようです。
特に金曜日に傾向が強く出ていますが、他の曜日でも同様の傾向が見受けられます。
金曜日は仲値前の買いにも傾向が強く出ていたので、仲値特有の動きになりやすいのでしょうかね。
・夏時間と冬時間で傾向が違う。
買いパターンと同様ですね。
夏時間の方が早めの決済が良さそうです。
特に11:30頃が転換点のような印象です。
ハッキリと分からない部分もありますが、傾向として表れているのは間違いありません。
ということで、以上の点を踏まえて考えた方法で実際にトレードを行っています。
そのロジックを紹介します。
通常版とライト版があり、僕は通常版でトレードしています。
夏時間のロジック(通常版)
・通貨ペア USDJPY(ドル円)
・毎日トレード
・日本時間 9:55にショートエントリー
・日本時間 11:25に決済
・TP:70pips SL:27pips
冬時間のロジック(通常版)
・通貨ペア USDJPY(ドル円)
・毎日トレード
・日本時間 9:55にショートエントリー
・日本時間 11:42に決済
・TP:70pips SL:27pips
そんなに動くことは滅多になく、だいたいは決済時間にどこにいるかって感じです。
プラスマイナス一桁pipsの範囲が多いです。
決済時間より少し早く上がりだしたり、決済時間を過ぎてから下がることも良くあります。
根拠があれば決済時間の数分前でも裁量決済する事もありかなとは思っています。
しませんけどね 笑。
ただ、時間を超えて持つのは長い目で見ると期待値が下がりそうな気がします。
通常版は、ほぼ時間で決済ですが、ある程度利益が出たら利確してしまうライトな調整もしてみました。
保有時間が短くなることも多いし、利益が出ていたのに戻される事も減るのでメンタルには優しいです。
勝率も上がります。
ただ、もっと伸びるかもしれない芽を摘むことになりますし、総利益は少し減る形になります。
通常版とライト版の違いについては上記の検証記事をご覧ください。
夏時間のロジック(ライト版)
・通貨ペア USDJPY(ドル円)
・毎日トレード
・日本時間 9:55にショートエントリー
・日本時間 11:25に決済
・TP:15pips SL:27pips
冬時間のロジック(ライト版)
・通貨ペア USDJPY(ドル円)
・毎日トレード
・日本時間 9:55にショートエントリー
・日本時間 11:17に決済
・TP:15pips SL:27pips
TPが低くなったので、冬時間は決済時間が早まっています。
ライト版の方が良いところで決済して終了したパターンもありますし、通常版の方が大きく獲れたパターンもあります。
ライト版の方が若干ストレスは軽減されるかなとは思いますが、好みでしょうかね。
まとめ
このトレード方法は、輸出入企業の実需の傾向を利用したものです。
実需の傾向が変われば通用しなくなります(そう簡単には変わらないと思うけど…)。
また、世界経済の動向にも影響される事もあると思います。
実際の値動きで判断しているのではなく、決まった時間にエントリーして決済をする方法なので、柔軟性はありません。
以上の点はよく理解する必要があると思います。
このトレードは1回の結果よりも通年でどうだったか?ぐらいのレベルで見た方が良いと思います。
メインのトレードというよりは、おまけ的な感覚で続けていこうと思います。
以上、僕のトレードロジックの紹介でした。
最後までご覧いただきありがとうございます。